SQL 基本のき（INNER JOIN、LEFT JOIN、RIGHT JOIN、FULL OUTER JOIN）

とりあえず、本当に基本的な説明はおいて置いて、
ちょっとどうだった？
の時に、簡単に構文が分かるように説明できれば････とりあえず、主に「データ操作コマンド」
がこのページの趣旨となります。
基本は、マイクロソフトデーターベース、SQLserver　例は「Northwind（サンプルデータベース）」となります。

INNER JOIN、LEFT JOIN、RIGHT JOIN、FULL OUTER JOIN

二つのテーブルを、結合して、検索する場合に使用する。

• INNER JOIN
  等結合。
  下の例だと、Productsテーブルの全ての行が出力される様にコメントの絵は書かれているが、
  dbo.Categories INNER JOIN dbo.Products
  ON dbo.Categories.CategoryID = dbo.Products.CategoryID
  の条件となっているように、dbo.Products.CategoryIDにあるものが、Categories.CategoryIDに無かった場合、
  その行は出力されない。
  つまり、等結合は整合性がきちっと取れている時に有効な抽出方法となる。
  
• RIGHT JOIN
  右側にあるテーブルから、全行持ってくる。
  条件を見てみると、
  dbo.Categories RIGHT OUTER JOIN dbo.Products
  ON dbo.Categories.CategoryID = dbo.Products.CategoryID
  とあるように、右側dbo.Productsから全行持ってきている。
  下の図を見ると、「テストで追加」したものが出力されている。
  
• LEFT JOIN
  左側にあるテーブルから、全行持って来る。
  上の、RIGHT JOINとは逆になるだけ。
  なので、割愛。
  
• FULL OUTER JOIN
  左右のテーブル全てとにかく持ってくる。
  抽出漏れが無いといえば無い抽出方法となる。
  dbo.Categories FULL OUTER JOIN dbo.Products
  ON dbo.Categories.CategoryID = dbo.Products.CategoryID